일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ドミノのおつげ

ドミノのお告げ

久坂 葉子

久坂 葉子의 ドミノのお告げ(ドミノのおつげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,713자 · 42화면

아오조라 문고

今はめている指輪、これは十銭で夜店で買ったのよ。魔除けの指輪。もう三十年になるわ」

「おばさまはお偉いわ、どん底でも案外平気でいらっしゃる」

「なるようにしかならないものね」

「私はならせたい。やりたいのよ」

「八卦でもみてもらったらちっとはいい考えが浮ぶかもしれないわね」

「いい考えだわ、そう、雪子みてもらお。母様もみてもらおうじゃありませんか」

「いや、私はいやですよ、私はただ神様におまかせしているのです」

その時始めて口をきいた母はきっぱり斯う云いました。母は神霊教という日本の神道の一派の信者なのです。どんな禍いがあっても神様がおたすけ下すって最少限度で事が済んだと、早速お礼まいりです。狂信的なほどの信仰でした。父も私の家も神霊教ではありません。母一人です。毎月、一日十五日はお祭りがあり、仏壇の隣りの祭壇に榊がのせられ、神主さんがやって来ます。この頃は母以外誰もそのお祭りに加わりませんが、幼い頃は義務のように私達もすわらされました。長い神勅の間、私達兄妹は、畳の目数をかぞえたり、むき出している足をつねり合ったりしてよくしかられたものでした。母の信仰に対して私は何とも思っておりませんでした。