후리가나로 읽는 일본 고전
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バラックきょじゅうしゃへのことば
バラック居住者への言葉
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 バラック居住者への言葉(バラックきょじゅうしゃへのことば)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,021자 · 9화면
そしてこの動きは、吾々の生活に於ては、何かを為すということになって現われる。
バラックの諸君は、もし永久に衣食の配給を受くるとしたならば、稼ぐ必要がないからよいと云ってそれに甘んじ得られるであろうか。諸君は必ず否と答えるに違いない。そしてその答えは、他人の――国民の――国家の――世話になるのを潔しとしない、高邁な念からばかりでなしに、もっと深い而も直接の本能から出て来るに違いない。生きることは、何かを為すことだ、何等かの仕事をすることだ、という生活本能から、それは出て来るに違いない。
刑務所に幽閉されてる囚人の告白を、私は間接に聞いたことがある。囚人等にとっては、日々与えられる仕事が、如何に有難いものとなってるかは、常人の想像も及ばないほどである。瞑想や夢想――それも人間の一の仕事である――の能力を持っていない囚人は、もし毎日何等の仕事も与えられずに、一人放置せられる時には、殊に独房に入れられてる場合には、到底生きてゆくに堪えられないそうである。それは吾々にもほぼ想像はつく。
バラックの諸君よ、たとえ預金があり而も食物の配給を受くるにしても、諸君は何かの仕事をせずにはいられないだろう。