후리가나로 읽는 일본 고전
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バルザックにたいするひょうか
バルザックに対する評価
宮本 百合子
宮本 百合子의 バルザックに対する評価(バルザックにたいするひょうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,904자 · 62화면
そうして、バルザックはどうしてこんな衒学的な物言いをするのであろうかと不思議がる。翻訳しながら読むのでは疲れるから、もっとさっぱりした簡単なのがよいというので、「トゥールの司祭」を開いて読んでゆく。そして、そのうちに彼は、はたと逡巡する。「これが女性の大集会の毛細管を通じて投げ出される文句の実体である」これでは生物学の講義でも聞いているようだ。何故かくも難しい述語を、百科辞典式に書き並べるのであろうかと歎息する。更に、その人は、業々しい書き起しに煩わされ、乱彩ぶりに悩まされ、詩人バルザックの難渋さに苦しむのである。そして、最後にその人はこう云うのである。「私が誰かの作品を読むというのは、教養が高くひとと会談する術をわきまえている人を私の家へ入れるのと同様である。ところでバルザックさんは、技芸辞典かドイツ哲学史提要か自然科学辞彙かのようなもの言いをする。たまたまそういう暗号のような言葉を使わない時には、猥らなことを言ったり大声で叫んだりする労働者のバルザックが姿を見せる。それからとうとう芸術家のバルザックが出て来たかと思うと、それは多血質の、乱暴な、病的な男で、さまざまの観念が、盛り沢山な、凝りすぎた、埒外れな文体に盛られて、やっと外に飛び出すという状態である。