일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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パノラマとうきだん

パノラマ島綺譚

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 パノラマ島綺譚(パノラマとうきだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 78,920자 · 153화면

아오조라 문고

源三郎はあなたの様な恐しい才能を、まるで持ってはいませんでした。この島へ来ます以前から、私はもう、多分あなたも御気附きになっていらっしゃることで、半分はその疑いを確めて居りました。それに、ここの色々の気味の悪い、それでいて、不思議と人を惹きつける景色を見ますと、あとの半分の疑いも、はっきり解けて了った様に思うのでございます。サア、それをおっしゃって下さいまし」

「ハハハハハハ、お前はとうとう本音を吐いたね」廣介の声音は、いやに落ちついていましたが、どこか自暴自棄の調子を隠すことは出来ませんでした。「私は飛んだ失敗をやったのだ。私は愛してはならぬ人を愛したのだ。私はどんなにそれを堪え堪えしただろう。だが、もう一寸という所で、とうとう辛抱が出来なかった。そして、私の心配した通り、お前は私の正体を悟って了ったのだ。……」

それから、廣介は、彼も亦憑かれた者の雄弁を以て、彼の陰謀の大略を物語るのでした。その間にも、何も知らぬ地下の花火係は、主人達の目を喜ばせようと、用意の花火丸を、次から次へ打上げていました。或は奇怪なる動物共の、或は瑰麗なる花形の、或は荒唐無稽な様々の形の、毒々しく青に赤に黄に、闇の天空にきらめき渡る火焔は、そのまま谷底の水面を彩り、その中にポッカリ浮上っている、二つの西瓜の様な彼等の頭を、その