후리가나로 읽는 일본 고전
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マクシム・ゴーリキイのひとおよびげいじゅつ
マクシム・ゴーリキイの人及び芸術
宮本 百合子
宮本 百合子의 マクシム・ゴーリキイの人及び芸術(マクシム・ゴーリキイのひとおよびげいじゅつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,075자 · 30화면
そこへ食べのこしたのか、まだ食べないのか一切れのトーストがぽつんと皿にのって置かれている。
息子と入れちがいにゴーリキイが入って来た。かわいた、大きい温い心持よい手である。低いソフト・カラアにネクタイを結び、茶っぽい毛糸のスウェータァの上へいきなり銀灰色の柔い上着を着ている。瘠せているが息子よりもっと背が高く、青い注意ぶかい、鋭い眼である。
ゴーリキイは低い椅子にかけ、片肱を膝に立てた恰好で、ゆっくり話す。分り易い、気どらない言葉づかいで、それは体全体の調子とつり合い、深い信頼を起させた。日本の文学のことなどをきき、単純に、
「ソヴェトをどう思うか」
ときいた。私は力をこめて、
「大変面白い」
と云った。ゴーリキイは暫く黙って考えていたが、やがて、
「それは本当だ」
と云った。自分は、貴方はどう思っているかとはききかえさぬ。何故なら、ゴーリキイは五年ぶりの訪問で、驚くばかりの建設を目撃すると同時に五年前彼がレーニンの考えとは一致しない見解をプロレタリアート独裁下のインテリゲンツィアに対して抱いていたのにつけ込んで、ソヴェト同盟内の富農的ブルジョア的残存分子が、いろいろの泣きごとを彼に向ってぶちかけた。