후리가나로 읽는 일본 고전
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マクシム・ゴーリキイのはってんのとくしつ
マクシム・ゴーリキイの発展の特質
宮本 百合子
宮本 百合子의 マクシム・ゴーリキイの発展の特質(マクシム・ゴーリキイのはってんのとくしつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,694자 · 33화면
と確信をもって云い得るものが陥り易い一つの誤りに陥っていたことが理解される。ゴーリキイが、ロシアの民衆を最もよく知っているのは自分であると思っていたことは自然なことであろう。彼は一九〇五年の失敗を、大衆が十分組織をもっていなかったからであると知らず、外部からの力の不足を認識するにつれ、民衆は民衆の中の独自な力、神によって解放され得ると希望を求めたのであった。ゴーリキイの素朴な的をはずれたこの心痛を、創神派の連中は利用した。彼等のインテリゲンツィア的理論づけ、組立ての外観が、当時に於て一過渡期にいたマクシム・ゴーリキイを一時搦め込んだのである。四十歳になり、世界の作家ゴーリキイになっていた彼は、この時、二十代の生一本さを失っていたとともに、知識で装った敵を破るだけに力強い真の民衆としての世界観をも未だ確立させていなかった。レーニンがゴーリキイに、噛んでふくめるようにその誤りを説いている書翰集は、今日に於ける尊い遺産として忘られぬ価値をもっているのである。
こういう興味あり且つ重大な動揺を、生涯にゴーリキイは一度ならず経験している。一九一六年にロシアの警保局が莫大な金をつかって『ロシアの意志』