일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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モスクワいんしょうき

モスクワ印象記

宮本 百合子

宮本 百合子의 モスクワ印象記(モスクワいんしょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,941자 · 42화면

아오조라 문고

一人ドイツ人がいると雰囲気は変る。彼はたといそれがどんな小さい角でも事件に推理的ひっかかりをつける。何とか理窟が出る。ドイツ人が上に深いゆえん、ぴんからきりまでのおびただしい哲学者とカール・マルクスを生育させたゆえんだろう。

ロシアの民衆は彼等の人生をまず頭で、或は心臓の一歩手前で受けとめる道具として何ものも持っていない。イギリス的常識も、又は日本のいわゆる義理も。深く、深く、彼等の魂に直接触れるまで、人生は彼の内に沁み込んで行くことを許される。魂がそれに触れた時、彼は何と叫び出すか。どの程度に叫ぶか。それは彼自身知らないであろう。これは非常に興味ある民族の特徴だ。ゴリキーの「どん底」に出て来るすべての人間が面白い理由はここにある。彼等にいわゆる学問は一つもない。然し人生哲学はある。ひろい、様々な人生は絶えず彼等の魂に触れて彼らをして叫ばせる。人生と各々の性格とが仲介物なしに結びついて生きている。故に、ロシアでは、乞食の児のようにして育って来た子供が、いつか文字をおぼえ、彼の深く敏感な魂に従ってよき作家となることが、まれでなく在り得るのだ。例えば、「セメント」