후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ウィタ・セクスアリス
ヰタ・セクスアリス
森 鴎外의 ヰタ・セクスアリス(ウィタ・セクスアリス)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 58,941자 · 119화면
一週間程立って、或日の午後霽波が又遣って来た。社主が先日書いて貰ったお礼に馳走をしたいというのだから、今から一しょに来てくれろと云う。相客は原口安斎という詩人だけで、霽波が社主に代って主人役をするというのである。
僕は車を雇って、霽波の車に附いて行った。神田明神の側の料理屋に這入った。安斎は先へ来て待っていた。酒が出る。芸者が来る。ところが僕は酒が飲めない。安斎も飲めない。霽波が一人で飲んで一人で騒ぐ。三人の客は、壮士と書生との間の子という風で、最も壮士らしいのが霽波、最も普通の書生らしいのが安斎である。二人は紺飛白の綿入に同じ羽織を着ている。安斎は大人しいが気の利いた男で、霽波と一しょには騒がないまでも、芸者と話もする。杯の取遣もする。
僕は仲間はずれである。その頃僕は、お父様の国で廉のある日にお着なすった紋附の黒羽二重のあったのを、お母様に為立て直して貰って、それが丈夫で好いというので、不断着にしていた。それを着たままで、霽波に連れられて出たのである。そして二尺ばかりの鉄の烟管を持っている。これは例の短刀を持たなくても好くなった頃、丁度烟草を呑み始めたので、護身用だと云って、拵えさせたのである。