후리가나로 읽는 일본 고전
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ヴィルヘルム・ヴント
ヴィルヘルム・ヴント
川合 貞一
川合 貞一의 ヴィルヘルム・ヴント을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,919자 · 12화면
ハイデルベルヒでは、大抵一週一時間か二時間の講義をするだけであったので、今度はずいぶん骨が折れそうに思われた。ところがいよいよ講義を始めるというすこし前になって、久しく忘れていた部厚な二冊の講義ノートを発見した。それには二つの講義内容が逐語的に書きあげられていた、とみずから語っている。それをもって見ても、ヴントが論理学および民族心理学に対して、ずっと以前から準備していたことが分かる。彼は一八七五年秋ライプチヒ大学へ転任し、すぐつぎの冬の学期に言語の心理学一週一時間の講義をする時、そのノートを逐語的に書き改めたということであるが、そういうところに刻苦精励倦むことを知らないヴントの性格をうかがうことができる。
ヴントがチューリヒ大学帰納哲学正教授に就職して最初に論理学と民族心理学の講義を並行的に行ったということは、完成した彼の思想体系の上から考えると、意味あることのように思われもするが、彼の告白しているところによると、実はそうではなかった。というのは、その当時においては、まだ、論理学的研究の結果と民族心理学的研究のそれとの一致点および差異点をたがいに比較し、どこまで、心理学的見地が論理学の上に、また民族心理学の中で考察された複雑な精神機能の上に一定の影響を与えることができるかなどということには気がつかなかっ