일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ヴィルヘルム・ヴント

ヴィルヘルム・ヴント

川合 貞一

川合 貞一의 ヴィルヘルム・ヴント을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,919자 · 12화면

아오조라 문고

た、といっているからである。

筆者はライプチヒで四学期間ヴントの講義を聴いたが、そのあいだ、心理学一週四時間と哲学史一週二時間の講義があっただけで、それ以外なんの講義もなかった。それは、彼が心理実験場を主宰していたからかも知れぬ。講義は五百人もいれるに足るような大学でもっとも大きな階段教室であった。ヴントは半紙四つ折ぐらいの白紙四、五枚に覚書を書いてきて、すみずみまでもよくとおる力強い声で講義した。筆者の講義を聴いた時は彼はすでに七十才の高令に達していたが、元気旺盛老人らしいところはすこしもなかった。彼は講義中、ときに皮肉をまじえ苦笑することがあった。哲学史の講義の時であるが、哲学史家として聞こえた新カント学派のヴィンデルバンドの哲学史をあげ、その表題に文化との関連においてとあるのを捉えて、「それはただ表題にだけ」といって苦笑された時にはいかにも皮肉に聞こえて聴講者は一齊に足踏みをしたものである。ライプチヒには多数のわが留学生がおり、文科系統の者も常に三、四名はいた。が、ヴントの講義にかかさず出席するのは早稲田からきていた金子馬治君と筆者とくらいであった。