후리가나로 읽는 일본 고전
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せんきゅうひゃくにじゅうしちねんはるより
一九二七年春より
宮本 百合子
宮本 百合子의 一九二七年春より(せんきゅうひゃくにじゅうしちねんはるより)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,982자 · 21화면
〔欄外に〕乾からびた声
○オートバイが一台ゆく
婆「だれだい」れのところにアクセントをつけて
運転「準ちゃんです」
「へえ、のってんのは」
「獣医です」
「牛でも病気になったんだろうか」
「馬です」
「馬も居るの」
「馬や牛かってるんです」
「ふーむ、馬や牛より木を植える方がいいや、第一食わせなくっていいもん」
後の席の男
春外套の鼠色のを着、鼻髭のある四十がらみの男、先ず
「その鞄あぶなかあねえか」
と云う、動き出してから
「ああ、いい道ですな、これならいい、御用邸の出来たおかげですよ 御用邸の出来たおかげですよ」
〔欄外に〕
その時自分、一寸可笑しい。すると松川やの女房、冷笑して、傍の運転手を一寸かえり見た。
謡をうたう、同乗の子供に
「お嬢さん、何か音が聞えますか?」
自分の謡のことを云うなり、子供わからず
「……」
「ねえ嬢ちゃん(ジョちゃんと云わず東北的にジョーちゃんという)何の音だろう」
又謡をうたう。母親
「何でしょうね」
と世辞にいう。
子供
「ピーンていった」
と小さい声で答えた。自動車が小砂利をとばし、車輪に当ってピーンとそのとき鳴ったのだ。
その男少し低能のようで、「水車、水のまにまに廻るなり やまずめぐるもやまずめぐるも」