후리가나로 읽는 일본 고전
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いっすんぼうし
一寸法師
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면
に潜伏中の彼を苦もなくとり押えた。北島は猶取調中で罪は確定しないけれど、三千子変死当夜のアリバイ(現場に居なかった証拠)を立て得ないこと、変名で木賃宿に宿泊していたこと、その他申立ての曖昧な点が多々あって、若し外に有力な嫌疑者の現れない時は、前科者の彼こそ、さしずめ最も疑うべき人物に相違なかった。北島をあげると同時に、警察は第二の嫌疑者として小間使の小松の行方を捜索した。情人の蕗屋が大阪の実家に帰っているのだから、外に身寄りとてもない小松は、きっと彼をたよって行ったに相違ないという見込みで、その地の警察に取調べを依頼した上、こちらからも態々一人の刑事が急行した。だがその結果、蕗屋の実家には数日来蕗屋もいなければ、小松の訪ねた様子もないことが確められたばかりで、それ以上のことはまだ分っていない。
押入から発見された数々の証拠品によって、山野夫人が取調べを受けたことはいうまでもない。だが、彼女はその品々について全く覚えがなく、だれかが彼女を陥いれるために用意して置いた偽証に相違ないと主張した。第一彼女を犯人とすれば、何故自ら進んで警察に捜索を依頼したり、素人探偵を頼んだりしたかが分らなくなる。