후리가나로 읽는 일본 고전
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かじとポチ
一房の葡萄
有島 武郎
有島 武郎의 一房の葡萄(かじとポチ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 23,753자 · 48화면
けれどもいつか私の一心がどれほど強かったかを皆様はごらんくださるでしょう。海賊がせめこんで来なくなるような時代が来て聖マルティン様が山からお下りになる時になったら、おむかいに行った人たちは、尊像がどこにあるか知れないほど、町のかたがたの奉納品が尊像のまわりに積み上げてあるのを見ておどろきになるのでしょうから」
そのことばつきがいかにもたくみなので、しまいにはそれを疑う人がなくなって、ピエールがお山に登る時が来たということになると、だれかれとなくいろいろめずらしいものや金めのかかるものをピエールのふくろの中に入れてやりました。
ピエールは山のふもとまでは行きましたが、ほんとうは一度も山に登ったことはありません。人々の奉納したものはみんな自分がぬすんでしまって、知れないように思うままなぜいたくをしてくらしていました。
トゥロンにはたくさんのかたわ者ができた中にも、二人のえらいかたわ者がいる。一人は神様の心を知る予言者、一人は神様の忠義なしもべ、さすがにトゥロンは聖マルティンを守り本尊とあおぐ町だけあると、他の町々までうわさされるようになりました。
そうやっているうちに、海賊どもは商売がうまくいかないためか、だんだんと人数が減っていって、めったにフランスまではせめ入って来なくなり、おかげでフランスの町々はまくら