후리가나로 읽는 일본 고전
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さんじゅうねんごのとうきょう
三十年後の東京
海野 十三
海野 十三의 三十年後の東京(さんじゅうねんごのとうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 13,731자 · 28화면
それまでの四十八時間は、静かにこの球をおく以外に何も手を加えてはならない。昭和二十二年八月十三日
*
たいへんな拾い物だ。この球の中には、少年が冷凍されているのだ。二十年たったら、ふたたび世の中へ出て来たいのだという。
二十年どころか、もう三十年もたっている、早く出してやらなくてはならない。しかし人間を冷凍する技術が、今から三十年も前にすでに考えられていたとは、大した発見である。と、登山者の一人であるカンノ博士はおどろいた。
相談の結果、この大きな拾い物は、東京へ持ちかえることとなった。
博士は、携帯無電機を使って、東京へ電話をかけた。五トンぐらいのものがらくにもちあがるヘリコプター(竹とんぼ式飛行機)を一台至急ここまでまわしてくれるように、航空商会の千代田支店に頼んだ。
二十分ほどすると、空から一台のヘリコプターがゆうゆうと下りて来た。頼んだのりものであった。カンノ博士たちは、ハンカチーフをふった。
着陸したヘリコプターの貨物庫の中に、金属球を入れた。それから博士たちは客席へ入った。ヘリコプターは間もなく離陸して、東京へ向った。
とちゅう相談の結果、拾った金属球はヤク大学の生理学部の大講堂へ持込み、そこで開くことにきめた。