일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しげき「すいせんともくぎょ」

三好十郎の仕事 別巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 別巻(しげき「すいせんともくぎょ」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,145자 · 440화면

아오조라 문고

秩父のセメント山の事務所なぞに押しこめられたりしていたのが、やっぱりそういうわけらしいの。今度もあるいは春子さん、あすこじゃないかしら。ずうっとせん、春子さんをたずねて私も一度行ったことがあるのよ。そりゃひどい所でね、事務所なんて言うよりまあ土方の飯場だわね。働いているのも荒くれた人たちばかりで、場所だって、あなた、いきなり山の横腹をたちわって、その片隅にその事務所があるんだけど、鉱石を運ぶ、あれはケーブルと言うんですかね、昼も夜もえらい音がしててね……。

敦子の言葉にダブって、ケーブルで鉱石を運ぶ音が、ガラガラガラガラ、ガラガラガラガラ、ガラガラガラ。そして時々、何処かでジャーッという音が、谷あいに反響して聞える。

石ころだらけの道を、こちらから金吾が歩いて行く下駄の音。

村山 (若い工夫、酔っている。ゆっくりとこちらへ歩いて来ながら草津節)……お医者さんでも、草津の湯でもドッコイショ! 惚れた病いは、コリャ、なおりやせぬよ、チョイナチョイナ。

金吾 あのう、ちょっくら、うかがいますが――

村山 (立止って、ジロジロ見ながら、まだうたっている)……惚れた病いも……なんだよ?