후리가나로 읽는 일본 고전
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면
――柴田の居るあたりの床を見る。斜陽のためにスーと明るくなった窓。ユックリと無意識に歩く。室の中央に立停って、正面をジッと睨む。やがて床下へ向って)――先生! 先生!(床下からは何の音もして来ない。又二三歩歩いて行き食卓のわきの腰掛にかける。そしてジッと動かなくなる……間……)
(上手の扉から、長男の誠が入って来る。みすぼらしい背広にハンチングにズックの手さげカバン。ひどく憔悴している。冷静な、時に過度におさえつけたような傍観的態度。ものを言い出すときに時々乾いて前歯にへばり附いた唇をひっぺがすのが、痙攣するような、場合によって相手を嘲笑しているような表情を与える。――扉の外でぬいだ破れ靴を扉の傍に置いて、室内を見まわした眼が自然に清水にとまり、しばらく見ているが、清水はこちらに気が附かぬ。誠は別に言葉をかけようとするでもなく、ユックリと室内を見まわした末に、上手前寄りの坐る式の机の所へ来て、ズックのカバンを机の上にバタリと置く)
清水 ……(その音で、ちょっとの間、ボンヤリと誠を見ていてから、われに返って)やあ……。
誠 いらっしゃい。――みんな、どうしたんでしょう?