후리가나로 읽는 일본 고전
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면
五郎 ばってん、こうじゃろが!
およね そうですたな、そうですたな! つづけて、五郎しゃん、つづけて!
ジャンジャカ、ジャンジャカと三味線をひく。
五郎「山で切る木は、こら
かずかずあれど
思い切る気は
さらに、ない
やれ、チートコ、パートコ」
味もそっ気もない、ただ器量一杯の声で唄う。つづいて、それを真似て、しかしたちまち芸者が座敷で唄う唄い方で、
およね 「やーれ、
山で切る木は、こら
数々あれど
思い切る気は
さらにない
やれ、チートコ、パートコ」
こうな、五郎しゃん?
五郎 ちがう! そぎゃん早う唄うちゃ駄目たい!
「やーれ!(仲蔵がクスクス笑っている)
破れわらじと、こら
おいらが仲は
すぐに切れそで
切れやせぬ。
やれ、チートコ、パートコ」
それを追っかけて鳴るおよねの三味線のひびき……
M……
このあたりまでの歌や音楽の調子は、最初は単音のそれが次第にポリフォニイになり、それが暗くなったり明るくなったりするが、いずれにしても古い日本の民謡をそのままに受け容れた、したがって基本的に単純な懐古的な調子である。今から二十年前の北九州の空気を跡づけるような色彩。
それが、このあたりから急激に、音楽の調子や楽器の編成のしかたも、びっくりするくらいに近代的な調子と色彩になる必要があろう。