일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あるくこと

三好十郎の仕事 第三巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면

아오조라 문고

公吏は国民の「公僕」として委託された権限内において国政をとる。戦時においては軍事がもっと大きな政治の部分になり、軍部および軍人が、当然もっと大きな発言権と執行権を持つが、それにしても、国民全体からえらびだされた最高の公吏の統率のもとにあるのだから、間接的にではあるが、国民から委託された権限内で戦争を遂行しているということになろう。

ただ戦争は相手のある仕事で、その相手はあらゆる手段をつくして、こちら側を打ち負かそうとして刻々に動き変化しているために、軍および軍人は、そのときどきの戦局に対処するためには、往々にして、いちいちの執行について、最高の統率者にはかったり、または命令を待ったりする余裕をもたない。まして、国民の代表者である議員や国民自身に相談を持ちかけることは、ほとんど不可能な立場にある。

国民の側から言っても、かりにいちいち相談を持ちかけられたとしても、それにたいして適切な答えを出せるような立場にはいないので、いっさいを軍と軍人に一任して結局は戦争に勝ってくれさえすればよいということになる。つまり戦時における軍と軍人は、やむをえず、かなりの程度まで独断専行を許されるものである。