후리가나로 읽는 일본 고전
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おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第二巻(おりき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,279자 · 238화면
そして、演劇人と雖も国民大衆の一人々々である。一般の国民大衆の平均生活以上の生活をしてもよい資格は無いのだ。同時に、一般の国民大衆と同程度の生活(大体六十円から百円迄位の生活)をしようとさえ思えば、どの様な演劇人でも、コツコツと演劇の仕事にはげんでさえ居れば、それがどの様に「高い」演劇であろうと、どの様に「低い」演劇であろうと、チャンと暮して行けるのだ。現に暮して行けているのだ。
三百円も千円もの収入を得て贅沢に馴れスタア意識に毒されてしまった阿呆共が、自分で自分の「伝説」に縛られてしまい、「良い仕事のためにならば千円の月収が百円になってもよい」とは思わないで口先きだけは「良い仕事」をやると称しながら、千円の月収にかじり附いている――これを、これこそ怯懦と言う。千円の月収のある者が百円の月収のある者を見て「とてもそれでは食えない」とデマる――これを、こそこそインチキと言う。
君は、その様な意味で怯懦であり、その様な意味でインチキであるのだ。そして君以外の苦楽座同人諸氏、それから新劇くずれ俳優の中の或る者達、それから今の世に時めいているスタア格の俳優達の殆んどすべてが、そうである。