후리가나로 읽는 일본 고전
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おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第二巻(おりき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,279자 · 238화면
澄んでもいなかったものが、濁る筈は無いのである。
だから、この様な言葉で以て君がホントに言いたがっている事は、そんな事では無いのだ。実は、実際に於て君が「その劇団のやりかたに不満を抱いた」ためにサボらざるを得なかった程にダラシの無かったところの新築地劇団の、実際上は存在もしなかった「針路」や「清澄」を今更になってそれが厳然として存在していたかの様に言い作ることに依って、それらの「針路」や「清澄」さの神聖さをデッチあげ、それらの神聖さを歪め、けがすものとしての「食うと言う建前」を有害なものとして、おとしめようとしているのだ。それが君の目的なのだ。これは二重三重の陥穽である。虚妄の上に虚妄を畳み上げ、その上に更に虚妄の言葉を置いて「さあ、これが真理だ。これを拝み、これに従え」と君は言っているのだ。
なるほど、どんなにダラシの無い全体性に欠けた劇団にも、その全員又は一二の個人が、漠然とした形で、「おれ達は本来、こんな風な演目でこんな風な芝居をしたいんだ」と思う事はあり得る。そしてこの事は、普通考えられているよりも、当の劇団にとっては大事な事がらである。