일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おりき

三好十郎の仕事 第二巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 第二巻(おりき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,279자 · 238화면

아오조라 문고

その様な妥協はしなければならないのだ。その様な征服被征服はあった方がよいのだ。なぜならば、言葉のホントの意味ではその様な妥協は決して妥協と呼ばるべきもので無く、征服被征服と呼ばるべきものでも無いからだ。その事に依って当の劇団が一つの全体として、より健全に仕事がして行ける――即ち芸術面でも経営面でも無理なく一歩々々とより高い方へ近づいて行ける事だからだ。言うまでも無く、その様な歩みは非常に遅々としか進まない。たとえば、旧築地小劇場が「土方伯爵家の財産を食いつぶす」ことに依ってなし得たような「芸術的に高く純粋な」仕事を、それ程急速にやる事は出来ない。同時に、あらゆる金儲け主義劇団がすべての良心と誠実と善意を侮辱する事に依って成しとげているような「食えて尚余りある」仕事を、それ程急速にやる事は出来ない。そして、やれないのが本当なのだ。やってはならないのだ。なぜなら、右にあげた二つの行き方は、それぞれ全く不健全であり、そのまま「亡びの道」に通ずる事がらであるからだ。

遅々たる歩みではあっても、絶えず打ち叩いて来る経営的必要(つまり食う必要)の抵抗に向って芸術的意図の本質を守り抜いて行き、同時に、絶えず激発して来る芸術的意慾(つまり純粋な高い芝居をやりたいと言う慾望)の抵抗に向って経営的最低線を確保して行く――この