후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第二巻(おりき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,279자 · 238화면
憎いですよ。私が腹に据えかねているのは、そこだ。そうじゃありませんかね?
三好 だけど、銀行の方は、あなたの方よりもズット以前の抵当じゃなかったんですか?
韮山 そりゃ、私の方の証書の書き代え以前の話だから、書式にすれば銀行の方が先口かも知れません。しかし、その前から私の方じゃ証書一枚で随分御用立てしてあったんだから、義理人情を多少でも知っていたら、みすみす銀行に持って行くと言う法は無いのだす。
三好 韮山さんが義理人情のことをおっしゃると、少し妙ですね。
韮山 (怒り出す)そうでしょう? そうなんだ! あんた方あ、その腹だ。高利貸しが義理の人情のと言うと、あんたらの眼で見りゃ、狸が衣冠束帯で出て来たように見えるのかいな! ふん! その狸にだ、生きるの死ぬのと言って泣き付いて貸して貰ったなあ誰かね? 笑わしちゃいけませんぜ。いいかね? 義理も人情も問題にしないで私が開き直ればだ、いやさ、仮りに私がその気になって荒立てて来れば、この二番抵当のことは、刑事々件にだってなせる事じゃ。
三好 刑事々件ですか?
韮山 詐欺取財だす。そうじゃありませんかね? だけど、先生とは永年のおなじみだから、まさか、こうなっても、それほど冷たい事も出来ないと思うて、わては、これでも、我慢に我慢をしぬいて来ている。