일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みききよしをおもう

三木清を憶う

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 三木清を憶う(みききよしをおもう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,154자 · 15화면

아오조라 문고

これを三木は一晩世話してやった。人情として当然のことである。其後、高倉君は再び捕えられ、その足取りによって、三木のところで一夜世話になったことが官憲に知られた。かねて自由主義者として睨まれていた三木は、警視庁に連行され、その思想傾向や余罪を洗いたてるという官憲一流のやり方で、長く留置されることになった。警視庁に連行されたのが三月二十八日で、次に巣鴨の東京拘置所へ移され、それから豊多摩刑務所内の拘置所へ移され、九月二十六日に急死し、死体は二十八日に自宅へ帰った。

三木が高倉事件に連座したこと、そのことからして実につまらない。然しこのつまらないことが、検事に言わすれば甚だ厄介なことになるそうである。厄介なのは官憲にとってはよい口実となったろう。死体となって帰宅するまで、三木はまる六ヶ月間拘置されたのである。死体としてでなく元気な姿で、もう帰って来てもよさそうだと、誰しも考えていた。その間三木は、どうしていたことであろうか。接見も差入れも許されなかったのである。刑務所側の説明に依れば、三木は警視庁以来、疥癬にかかり、また栄養失調を来し、九月半ばに急性腎臓炎となり、症状が進んで、病舎にあること二日にして急逝したとのことである。