후리가나로 읽는 일본 고전
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みうらたまきのプロフィール
三浦環のプロフィール
吉本 明光
吉本 明光의 三浦環のプロフィール(みうらたまきのプロフィール)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,579자 · 23화면
それでもマネージャーの井上元佶君がいない晩なぞずいぶん淋しかったのだろう、空襲警報が解除されると傍にいた僕の老母に「お母さんよござんしたね」といっていきなりキッスをした。これには僕の老母も面喰ってしまった。だが、三浦さんにしてみたらそれは当然の感情の発露だった。三浦さんは非常に、直情径行の人で、自分の感情をありのままに表現する。嬉しければ有頂天になって喜び、悲しければ手放しで泣く。この感情を率直に表現する、生れつきの天真爛漫さが、欧米で二十年間生活して来たために、ますますその度を強めたのである。ところが日本では、喜怒哀楽を面にあらわさず、の儒教的教養が骨の髄から抜け切っていないため、三浦さんの行動が万事お芝居じみて目にうつる。
昭和七年、二度目の帰朝をした時に、三浦政太郎博士の墓参をし、生ける夫に対する如く石塔に抱きついて話をし、歌をうたった。すると新聞はその写真を掲げて、お芝居をする宣伝屋だと報道した。成程、日本人はこんな真似をしまい。それは確かに常軌を逸した行動であり、見方によっては音楽家の行過ぎた宣伝として記者の目に映ったに違いない。だが三浦さんの場合は決してそうではない。