일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さぶろうじい

三郎爺

宮本 百合子

宮本 百合子의 三郎爺(さぶろうじい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,866자 · 50화면

아오조라 문고

「火事あ、おっぱじまったぞーッ、ゴーンゴーン」

を繰返す。そして幾度鳴ったら、交代するという約束で、ちょうど三郎坊主が、鐘になったときである。

そこへひょいと和尚が帰って来た。

四

皆はもう、すっかり面喰ってしまった。そして、我がちに逃げてしまったけれども、俵に詰って梁から下っている三郎坊主は、藁一重外に、そんなことが起ったとは夢にも知らない。

暗闇の中に眼を光らせ、耳をすませて、突かれるのを待っている。こちらでは、和尚さんが、妙な顔をして、宙に下っている大俵を見た。彼には、一向訳が分らない。何のために俵が下っているのか、中がどんな様子になっているのか、人の好い和尚さんは少からず不気味だったに違いない。とう見、こう見していた彼は、やがて子供に返ったような顔附でチョイとその俵を持っていた杖で突いてみた。

すると、途方もなく大きな三郎坊主の声が、真面目くさって、

ボーン……

と、余韻まで引いて鳴り渡った。――これはその時代の彼の代表的逸話である。がとにかく、一年近く体は寺にいたが、頭は相変らず、同じように野や山や鐘楼のまわりをかけめぐっていた。