일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふしのくすり

不死の薬

小川 未明

小川 未明의 不死の薬(ふしのくすり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,534자 · 7화면

아오조라 문고

このとき、遠く北の方の海で汽笛の音がかすかに聞こえたのでありました。三人はまたその音を聞いて心の中でいろいろの空想にふけりました。

「さあ話すよ。」

と丙はいった。そのりこうそうな黒いかわいらしい目に星の光がさしてひらめきました。

「ああ、聞くよ、早く話したまえ。」

と甲も乙もいいました。

丙は、つぎのような話をしました。……

昔、支那に、ある天子さまがあって、すべての国をたいらげられて、りっぱな御殿を建てて、栄誉・栄華な日を送られました。天子さまはなにひとつ自分の思うままにならぬものもなければ、またなにひとつ不足というものもないにつけて、どうかしてでき得ることなら、いつまでも死なずに、千年も万年もこの世に生きていたいと思われました。けれど、昔から百年と長くこの世の中に生きていたものがありませんので、天子さまはこのことを、ひじょうに悲しまれました。

そこであるとき、巫女を呼んで、どうしたら自分は長生きができるだろうかと問われたのであります。巫女は秘術をつくして天の神さまにうかがいをたてました。そしていいましたのには、これから海を越えて東にゆくと国がある。