일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅうとめとよめについて

与謝野晶子評論集

与謝野 晶子

与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(しゅうとめとよめについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,148자 · 31화면

아오조라 문고

さて嫁が姑を刺すという悲劇の突発した時には姑が夫婦の家に滞在していた。それは良人の不同意にかかわらず家風に合わぬ嫁は姑の権威で離縁させるといってその離縁を実行するためにわざわざ神戸から出掛けて来たのであった。そして良人の留守に姑は散々の悪態を吐いて乱暴にも肺を病んでいる嫁をいびり出そうとした。恐ろしい権幕で今から直ぐに出て行けといい放った。今日まで如何なる難題にも、邪推にも、悪罵にも、あてこすりにも十二分に堪えていた温良な嫁も、むざむざ良人との愛を割かれるこの不法と苛酷に対して、思わず自制の箍を逸してかッと逆上した。たとい嫁の血族に精神病の系統のあることが後に公判廷で立証されたにしても、姑の不法な言いがかりが専擅苛酷な夫婦の離別に及ばなかったならなおこの逆上はしなかったであろう。またあるいは無情な離別を強いられたにしても、嫁の体質が平生の生理状態であったなら恐らくなおこの逆上はしなかったであろう。しかし不幸にも若い嫁は病身である上に月経時であった。逆上すると同時に偶ま手近にあった刃物を取って姑に投げ附けた。積極的に斬ろうとするのでなく、勿論殺意があるのでなく、手当り次第に投げ附けた。