후리가나로 읽는 일본 고전
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うぶやものがたり
与謝野晶子評論集
与謝野 晶子
与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(うぶやものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,383자 · 233화면
そういう結婚を致したくても男子側の貧乏なために不可能であるのが事実だとすれば、女子はやむをえず独身の状態にいて自活の方法を講じ、自然男子と職業を争うような場合にも立至ります。以前は男子に縋って男子の財産や収入の消費者であれば衣食住の安全を得たのに反し、今日は四囲の事情に余儀なくせられて、女子が自己の力で生活し父母兄弟をも養って行くという形勢になって参りました。
これは現在の社会組織と経済事情とから起って来る自然の大勢で、悲惨といえば悲惨の至ですが、我我婦人はこの大勢に対し、幸な事には教育の御蔭で一千年以来失っていました智慧と勇気とを恢復し、「我も人である」という自覚の下に女子の職能は単に妻として、母としてのみでなく、精神肉体両方のあらゆる労働に由て、男子との協同生活が豊かに出来る事を知りましたから、譬い結婚は不可能であるにしても、その他の文明事業において意義ある自己の生を営み、人類のために貢献しよう、禍を転じて福としようという努力心を振い起すに至りました。結婚の困難な現代に処する婦人の覚悟として、これは甚だ立派な態度、健気な措置と申す外はない。それで今日独身で立とうという女子があれば、やむをえない事情からの覚悟であって、決して結婚を嫌っているのではないのです。