일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いぎょ

中谷宇吉郎集 第七巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第七巻(いぎょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,841자 · 111화면

아오조라 문고

空気は窒素が五分の四を占めているので、空気の目方といっても、大部分は窒素の目方である。この窒素をヘリウムにかえると、目方が約七分の一に減る。そうすれば、風袋を入れて、ロケット船一隻で最初の充填が出来る。しかもヘリウムと酸素とでつくった人工空気の方が、この場合には、普通の空気よりも有利な点がある。それは流星にうたれた場合である。普通の流星は、前にもいったように、とても防げないから、不幸にしてあたったら、胴体をぶち抜かれる覚悟にしている。それでたくさんの小室に区切ってあるわけであるが、その災害をうけた小室にいた人は、別室へ救い出されるまで、一時急激な低圧にさらされる。そうすると、いわゆる潜水病になって、ひどい場合はたいてい助からない。この潜水病は、血液中にとけ込んでいた窒素が、急に圧が下ったために、小気泡になることが、一番大きな原因である。ところがヘリウムは血液中にあまりとけ込まないので、潜水病の予防の点では、最適のガスである。それで人工衛星の空気はこのヘリウムと酸素とでつくった人工空気を使う計画になっている。

空気の次は水である。一日一人あたり約一升の水が必要で、住民全体では、一日八斗、目方にして約百五十キロの水を使う。