후리가나로 읽는 일본 고전
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いぎょ
中谷宇吉郎集 第七巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第七巻(いぎょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,841자 · 111화면
この状態を保ったまま一万マイルくらい飛ぶと、速度はやっと時速一万三千マイル程度に落ちる。そのかわり機体の表面温度は、空気との摩擦のために、摂氏七百度くらいまで上る。時速一万三千マイルまで下れば、楕円軌道を描いて又上空へとび上る心配はなくなる。そして翼面荷重がきいて来て、機体は超音速ジェット機の滑空と同じ状態になる。この状態でどんどん滑空しているうちに、機体の表面温度は更に上り、最高摂氏七百四〇度近くまで上る計算になる。それからあとは、熱の放散の方が大きくなるので、だんだん冷めて、高度一五マイルまで降りた時には、百度以下の温度になる。この時の速度は、時速七五〇マイル、即ち音波の速度と同じになっている。これからあとは、普通の飛行機と同じことになり、だんだん速度がおちて、着陸する時は、時速六五マイル、即ち普通の旅客機の着陸速度以下になってしまう。それで着陸の心配は全然いらない。
問題は、摂氏七百度以上の高温期間が、相当長くつづくことである。これは、簡単にいえば、流星の状態になっている期間であるが、この間機体はにぶい赤色に見える程度まで、灼けているわけである。