후리가나로 읽는 일본 고전
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『せっかずせつ』のけんきゅう
中谷宇吉郎集 第二巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第二巻(『せっかずせつ』のけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 83,098자 · 172화면
それらの浮標は、旗印を両頂点に持った紡錘形をなして水上に配置されている。この紡錘形はそれで長さが四町になるわけで、幅も七十間という厖大なものである。
網はこの紡錘状に配置された浮標から水中に垂れ下っているのであって、たっぷり海底まで届いている。そして網の底は一枚に続いて海底を蔽っているのであって、いわば途方もなく大きい紡錘形の口を持った網を海上に浮かべたようなものである。もっともそれでは魚のはいる口がないので、紡錘形の腹の一部が切れて入口になっている。
その入口の一方の浮標からはまた他の沢山の浮標が長く続いて真直ぐに伸び出ている。そしてそれらの浮標からは、一枚の網が水中に垂れ下って底まで達しているのだそうである。それは垣網というのであって、大抵はこの垣網はその地点の潮流の方向と大体垂直になるように配置されている。
魚たちは、潮流に沿ってやってきて、この垣網につきあたる。そうすると、魚は本能的に廻游の方向をかえて、網に沿って沖の方へ行くのだそうである。垣網はいつも大謀網の入口から、海岸の方へ延び出るように作ってある。それで、垣に沿って沖の方へそれた魚たちは、いつの間にか、大きい※(「てへん+黨」