후리가나로 읽는 일본 고전
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『せっかずせつ』のけんきゅう
中谷宇吉郎集 第二巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第二巻(『せっかずせつ』のけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 83,098자 · 172화면
に意外に思った。それというのは、材木の商品としての価値は、それを要求する都会地での値段から、そこまでの運賃を引いたものだというのである。なるほど聞いて見ればもっともな話で、どんな立派な材木でも運び出すのにあまり金がかかれば結局商品としての価値はないわけで、もしその差し引が負になれば、立木というものは借金みたようなものになるのかも知れない。この話をきいた時には経済組織というものも随分妙なものであると思ったのであるが、もっとも石炭だって何だって同じことなのだから、そんなことを今頃不思議がる方が妙なのかも知れない。
北海道のような所で、特に奥地にある木は、冬でなくては運び出せない。雪が十分深く積ると、夏の間は足も入れられないような山奥迄も馬橇が通うようになって、一抱えも二抱えもある材木が、案外容易に運び出されるようになるのである。北海道では昔はたま橇という簡単な橇を使ったが、現在の雪路運搬に用られる橇はちょっと面白いのである。普通の橇を前後二つに切り離したような形のものが二つで一組になっていて、長い材木の頭と尻とにそれを一つ宛履かせたような格恰に材木を積み上げ、その前の橇を馬が牽くのである。