일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くたにやき

九谷焼

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 九谷焼(くたにやき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,535자 · 13화면

아오조라 문고

しかしその冬から父は病気になって、四月に死んだ。父位着手の億劫を感ぜなくて、そして根気がよかったら、物理の実験などは、どんどん捗取ることだろうと考えることもある。

私は小学校へは入るために、八つの春、大聖寺町の浅井一毫という陶工の家に預けられた。その頃七十幾つかで、白い鬚を長く伸したよいお爺さんであった。毎日、三方硝子戸の暖い室にきちんと坐って、朝から晩まで絵を附けていた。

その頃、「真正」の九谷焼を護る人々の間には、青絵と赤絵とが、先ず試みられていた。特に赤絵の方が盛だった。青絵というのは、染付のことで、呉須土で描いた南画めいた構図で、よく寒山拾得のような人物や山水などが、達筆に密画でなく描かれていた。呉須は非常にむつかしいのだそうで、これで当時一家をなしてる人はなかったようだ。赤絵という方は、朱で極々細く念入りに描いたもので、これには必ず金が使ってあるのが普通だった。少し離してみると、薄赤色に見えるほど細く井桁を組んだり、七宝で埋めたりするのが特徴といえる。西洋人が家へ来て、手で描いたのではない、判で押したのだといって、どうしても聴かなかったことがある位である。