일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふたつのにわ

二つの庭

宮本 百合子

宮本 百合子의 二つの庭(ふたつのにわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,492자 · 389화면

아오조라 문고

自分の好みとはちっともあわない大きい縞リボンの結び飾りが三枚の翼のようにつっ立っている帽子をかぶって、伸子はヴィクトーリアの港についた。そこの街を歩いている一人の女も、伸子のかぶっているような帽子をかぶっている女はなかった。伸子はその帽子をぬいで、市中見物のために乗っていた馬車の足もとへつっこんだ。伸子はニューヨークにいる間、自分がその手から手へとわたされそうだった親たちの環境とその関係から急速に自分をひきはがそうと必死だった。佃と結婚したことは、伸子を完全に別の世界のものとし、品位のある人々の環境から離脱したものとした。一年前にひなびた伸子に衣裳の世話をしてくれた大使夫人は、伸子がニューヨークから帰って挨拶に行ったときは病気中だからといって会わなかった。この夫人の良人であった大使は、ペテルブルグから日本へ帰ったとき、新聞記者の問いに答えて、当時ケレンスキー内閣のあったロシアに別の革命はおこらない、と予想を語った。ところが十月革命は、それからほんの半年ばかりあとに成就した。伸子はそのとき、大使というような事情通が、こんな大事件について実際にはわかっていないのに実にびっくりした。