일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふたつのにわ

二つの庭

宮本 百合子

宮本 百合子의 二つの庭(ふたつのにわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,492자 · 389화면

아오조라 문고

単調な田舎の一日だのに、素子はおやつをたべるにしてもいろいろ変化をつけ、伸子はそんな場合、お客のようになった。そしてこういう暮しかたもあるかと珍しがった。

素子が東京へかえり、やがて伸子も動坂へかえって、二人の間には一緒に生活する相談がもち上った。

「ぶこちゃんは、要するに、わたしを方便につかうのさ」

その頃牛込に住んでいた素子は、下町風の家の二階で、そういった。

「そうかしら……わたしはそう思わないけれども――」

「思わなくったってそうなるさ。佃氏とはなれるのに、今のところわたしがいるのさ。よくわかってる。だから、一時の方便は、ごめんだっていうのさ」

「――わたしが、また誰かと結婚したいと思ってなんかいなくても?」

「――ぶこちゃんには、わたしの心もちなんかわからないんだ。わかりっこありゃしない」

素子が、わからない、わからない、ということは、かえって伸子にそれがわからなければならないような感情をもたせた。

素子と暮す話をきめてから、伸子は、二三日佃のところへ戻った。逃げたようなままで離別することは、伸子に心苦しかった。佃に会って、別れる結末をつけて、そして新しく素子と生活しはじめようと思った。