후리가나로 읽는 일본 고전
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ふたりのかるわざし
二人の軽業師
小川 未明
小川 未明의 二人の軽業師(ふたりのかるわざし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,720자 · 8화면
「甲さん、私も、じつは、西の都へまいって、あなたの芸を見てすっかり驚いてしまいました。そして、世間がもてはやすのもあたりまえだと、自分の未熟を恥ずかしく思ったのでした。」といいました。
芸に熱心な二人は、はからずも同じ気持ちでありましたのです。二人は、覚えず顔を見合わしました。
「それで、あなたは、あの高いところから、飛び降りなさるときに、なにか、口のうちでおっしゃるようですが、あれは、おまじないでございますか?」と、乙がたずねました。
「いえ、そんな迷信的なものではありません。それには、子細があります。私も、打ち明けますから、あなたも、あの揺れる止まり木をつかまえなさる秘術を教えてくださいませんか?」と、甲はいいました。
「では、お話いたしましょう……。」と、乙はうなずいて、つぎのようなことを話しました。
「私は、子供の時分から木に上ることは上手でした。どんなに高いところへ上っても、怖ろしいことを知りません。ある日、一羽の美しい鳥が村へ飛んできて、木立にとまって鳴きました。村では、珍しい鳥だといって騒ぎをして、どうかして、捕まえたいものだといって、その後を追いまわしたのです。