일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きょうとのあさいち

京都の朝市

柳 宗悦

柳 宗悦의 京都の朝市(きょうとのあさいち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,604자 · 12화면

아오조라 문고

私は大正の終りから昭和の八年まで足掛九年も京都に住んだが、今から想うと、もっとよくこの旧都やその周辺の文化の跡を見ておくべきであった。由緒のある社寺はもとよりだが、近辺の聚落やその生活などにも更に親しむべきであった。それに見落したのはこの古い都に今も数々伝わる手工芸の工房である。それを遍ねく訪ねて、技術の工程や出来上る品物を、よく見届けておくべきであった。工芸の種目は驚くほどの数に上ろう。この点では京都にまさる場所は他にあるまい。古く遠い伝統が今もつづくからである。その幾許かはもとより見て廻ったが、もっと充分に私の見聞を広めておくべきであった。今から思い返して惜しい気がしてならぬ。

併し徒らに怠っていたわけではない。京都に在住の間、私の心をいたくそそったものの一つは朝市であって、私は中々勉強した。これには河井寛次郎が先達であった。

朝市というのは月のうちの日と所とをきめて、少くとも朝の六時頃から立つ市なのである。上、古着から、下、櫛の欠けたのまで、何でもかでも並べる市である。それが一ヶ所ではない。弘法の市、天神の市、壇王の市、淡島の市、北浜の市という風に、日と所とを異にして立つのである。