일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きょうかのこむすめどうじょうじ

京鹿子娘道成寺

酒井 嘉七

酒井 嘉七의 京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,841자 · 49화면

아오조라 문고

この兇器こそ、ほかでもございませぬ、私の師匠、杵屋新次さまの象牙の撥――それも開幕前には、師匠が楽屋で、手にしていらっしたものなのでございます。これは、お弟子さまがたも申され、師匠ご自身も認めていらっしゃることでございますが、これが、鐘をつり上げました時、舞台にうつ伏った、半四郎の傍で発見されたのでございました。――こうした理由で、私の長唄のお師匠が、この殺人事件の第一の被疑者になられたのでございますが、客観的に考えて見ますれば、それは、あまりにも、当然なことでございましょう。

師匠は、その筋の方に、次のように語っていられるのでございます。

|○|

私が娘道成寺の際に折あしく、持病の癪を起し、出演いたしませんでしたこと、私の象牙の撥が、あの造りものの鐘の中にあったことを考えますれば、私が第一に嫌疑をうけるのは当然のことでございましょう。――しかし、私自身と、あの殺人事件との間に、どうした関係がございましょう。

私が、あの撥を、三味線箱から取り出しましたのは、娘道成寺の開幕に二十分あまり前でございました。私は、自分の癖――または、たしなみといたしまして、三味線や撥は決して、弟子の手にまかしはいたしません。