후리가나로 읽는 일본 고전
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じんぞうにんげんせんしゃのきみつ
人造人間戦車の機密
海野 十三
海野 十三의 人造人間戦車の機密(じんぞうにんげんせんしゃのきみつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,501자 · 19화면
それがたちまちのうちに折り重って、びっくりするような立派な戦車に組上ってしまった。
ああ、一万台の人造人間戦車隊の出現!
「うーむ」
醤主席も、これにはよほど愕いたと見える。
「では、この辺で、いよいよ第二のスイッチを入れ、かの人造人間戦車に、全速力進撃を命じ、蹂躙させます。よろしゅうございますか」
醤主席は、まだ咽喉から声が出てこないので、黙って頷いた。
「では、只今、第二のスイッチを入れます。はーい」
懸け声と共に、第二のスイッチは入った。
すると、一万台の人造人間戦車は、とたんに、ぶるんと一揺れ揺れた。と、たちまちものすごい勢いで、がらがらがらと疾走を始めた。但し原地人軍の方へ向って前進しないで、何を勘ちがいしたか、あべこべに、醤軍の方へ向けて、全速力で後退を始めたではないか。
呀っ!
それは、ほんの一瞬間の出来事――いや、悪夢であったように思われる。一万台の人造人間戦車は、電撃の如く、呀っという間に、醤主席をはじめ全軍一兵のこらずを平等にその鋼鉄の車体の下に蹂躙し去り、それから尚も快速をつづけて、やがて、そこから三百キロ向うの海の中へ、さっとしぶきをあげて嵌りこんでしまった。