후리가나로 읽는 일본 고전
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にんげんせい・せいじ・ぶんがく(いち)
人間性・政治・文学(1)
宮本 百合子
宮本 百合子의 人間性・政治・文学(1)(にんげんせい・せいじ・ぶんがく(いち))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,581자 · 20화면
わたしは、先ず「生活意識を確立して」それから、「創作に立ちもどるべきだ」という段階をもった考えかたをしていない。こういう風にイデオロギーを先にたてて、あとから創作をつけてゆく考えかたは、プロレタリア文学運動時代の考えかたである。こんにち、わたしは、本当に豊富な、リアルな文学を求めて現実に生き、そして創作しようとすれば、いやでも社会的な存在としての自分に、そして人との関係にぶつからずにはいられないと思っている。したがって、本来で生きれば、ひろい意味で社会的意識の鋭くされることは必然である。それを表現したいと思えば、生きつつある現実に絡みあって創作の方法も変化してゆかないわけには行くまいと信じているのである。
オオソドックスというならば、人間は理性のあるもので、発展的な人間性をもっているという事実。そして、そのような人間は不可抗的に社会生活関係のうちに生まれ、生きる、という事実。その事実に附随しておこって来る歴史的諸事実が、そもそもオオソドックスなものなのだと考えると思う。
文学における社会性、あるいは政治と文学の関係についてわたしたちは、まだ初歩的な経験しかしていない。