후리가나로 읽는 일본 고전
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がんりゅうじま
仇討二十一話
直木 三十五
直木 三十五의 仇討二十一話(がんりゅうじま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,854자 · 35화면
翌日、清十郎と九郎右衛門との古主、久留島家へ飛脚が立つ、返書に「相違なし、よろしく」とあるから、公儀御届帳の記載有無を江戸へ調べの使を出す。ちゃんと届出(とどけいで)になっているから、宝暦十二年五月二十四日宇田郡中村原町の広場に十間に二十間という杭を打った縄を張った。芝居講談だと悉(ことごと)く竹矢来を結び廻すが、あれは犯罪人の不穏な連中に対して万一の事を思ったからで、敵討の方は大抵「行馬(こうば)を廻す」と云って杭を打った。
早朝から一杯の人出、それを五十人の足軽が出て、六尺棒で、
「引っ込め、静かに」
と、整理する。時刻がくると小目付が侍頭(さむらいがしら)と共に仮小屋の検分所へ入ってくる。席を設けておくとやがて目付、富田与左衛門、岡庄右衛門、石川甚太夫、徒目付、市川新介、山田市郎右衛門、侍頭高木源右衛門、足立兵左衛門が、討手、仇人(かたき)を中に、馬上と徒歩で入ってくる。
足軽が検使のある左右へ手桶に水を入れて置く。侍頭太鼓を脇にして撥をもっている。
「佐々木清十郎、これへ」
小目付の声に左右から出る。
「鎖帷子(くさりかたびら)の類は着用致しおらぬな」