후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かたきうちきょうだいがさ
仇討姉妹笠
国枝 史郎
国枝 史郎의 仇討姉妹笠(かたきうちきょうだいがさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 80,178자 · 159화면
「曲者を探せ!」という烈しい怒声が、頼母の口からほとばしったのは、それから間もなくのことであった。
俄然武士たちは四方へ散った。そして二人の覆面武士が主税たちの方へ小走って来た。
「居たーッ」と一人の覆面武士が叫んだ。
だがもうその次の瞬間には、躍り上った主税によって、斬り仆されてノタウッていた。
「汝!」ともう一人の覆面武士が、主税を目掛けて斬り込んで来た。
そこを横からあやめが突いた。
その武士の仆れるのを後に見捨て、
「主税様、こっちへ」と主税の手を引き、あやめは木立をくぐって走った。……
案内を知っている自分の屋敷の、木立や茂や築山などの多い――障害物の多い構内であった。
あやめは逃げるに苦心しなかった。木立をくぐり藪を巡り、建物の陰の方へあやめは走った。
とうとう建物の裏側へ出た。二階づくりの古い建物は、杉の木立を周囲に持ち、月の光にも照らされず、黒い一塊のかたまりのように、静まり返って立っていた。
それは閉扉の館であった。
と、建物の一方の角から、数人の武士が現われた。
飛田林覚兵衛と頼母と家来の、五人ばかりの一団で、こちらへ走って来るらしかった。