일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あだうちきんしれい

仇討禁止令

菊池 寛

菊池 寛의 仇討禁止令(あだうちきんしれい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,238자 · 35화면

아오조라 문고

一

鳥羽伏見の戦で、讃岐高松藩は、もろくも朝敵の汚名を取ってしまった。

祖先が、水戸黄門光圀の兄の頼重で、光圀が後年伯夷叔斉の伝を読み、兄を越えて家を継いだことを後悔し、頼重の子綱条を養って子とし、自分の子鶴松を高松に送って、嗣子たらしめた。

だから、高松藩は、徳川宗家にとっては御三家に次ぐ親しい間柄である。従って、維新の時、一藩挙って宗家大事という佐幕派であった。

鳥羽伏見で敗れると、小河、小夫の両家老は、敗兵を率いて、大坂から高松へ逃げ帰った。

一藩は、朝敵という名に脅えている時だった。四国で、勤王の魁首である土佐藩は、早くも朝敵追討の軍を起して、伊予に入り、同じく勤王の宇和島の藩兵を加え、松山の久松松平家を帰順させ、予讃の国境を越えて、讃岐へ入って来た。

三千に余る大軍であった。讃岐が土佐兵の侵入を受けたのは、長曾我部元親以来、これが二度目である。

高松藩の上下は、外敵の侵入に混乱し、人心恟々として、毎日のように城中で評定が行われた。

帰順か抵抗か、藩論は容易に決せられなかった。

今日も城中の大広間で、重臣たちが集って会議が行われている。