일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

のぶこ

伸子

宮本 百合子

宮本 百合子의 伸子(のぶこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,543자 · 466화면

아오조라 문고

十

さんざん歩いて彼女はやっと一人の交通巡査に会った。そして、初めて自分が電車を間違え、ブロウドウエイよりずっと東に来てしまっていたことを発見した。

ローレンス教授は日本にも来たことがあるそうで、伸子の迷児になった話にひどく同情して笑った。用件は、英文学としてとった時間のうち一部を自由作文にしたら為になるだろうという勧告であった。彼女は、そのためにミス・プラットという人のところへ紹介された。

十

ローレンス教授は、日光や鎌倉のこと、左甚五郎の眠猫が鳴くという云い伝えなどを思い出し、ローマの何とか云う寺院では、壁画の天使がその教会の檀家で死ぬ人があると枕辺に立つという伝説があるなど話した。伸子は、話の間からだんだん頭が痛んで来た。普通の頭痛とは異った、額から後頭まで箍でもはめるように緊めつけられる感じであった。時を切ってその緊めつけが強くなると、眼球を動かすのさえ辛くなった。眼球が硬くなって動かそうとすると痛い、そういう気持だ。

室内の温度が不自然に高かったから、平常健康な伸子は初めただのぼせたのだと思った。散歩して血液循環をよくしたらよかろうと思い、彼女は外に出ると日向の歩道をホテルの方に歩き出した。