일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さたけのはらへだいぶつをこしらえたはなし

佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし

高村 光雲

高村 光雲의 佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし(さたけのはらへだいぶつをこしらえたはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,666자 · 16화면

아오조라 문고

それで、兄の友達の左官で与三郎という人が下谷町にいるので、それに漆喰塗りの方を頼んで貰いました。

黒漆喰で下塗りをして、その上に黒に青味を持った丁度大仏の青銅の肌のような色を出すようにという注文……それが五十円で出来るというのでした。すると、まず二百円で大仏全体が出来上がることになります。そうして、胎内に一つの古物見立展覧場を作るとして、いろいろの品物を買いこむのだが、この方には趣向を主として実物には重きを置きませんからまず百円の見積り……たりない所は各自の所持品を飾っても間に合わせるという考えです。それで何から何まで一切合切での総勘定が三百円で立派にこの仕事は出来上がるというのでありました。

「よろしい。三百円、私が出します」

と野見さんはいうのです。なにも経験、当っても当らなくても、こうなっちゃ、損得をいっていられない。道楽にもやってみたい。儲かれば重畳……いよいよ取り掛りましょう、ということになりました。

それが三月の十五日で、梅若さまの日で、私が雛形を作ってから十日も経つか。話は迅く、四月八日釈迦の誕生日には中心になる四本の柱が立って建前というまでに仕事が運んでいました。