후리가나로 읽는 일본 고전
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さっかへのかだい
作家への課題
宮本 百合子
宮本 百合子의 作家への課題(さっかへのかだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,681자 · 8화면
木村はA村での小学教師として、まだまだ村全体の生活の中へない混ぜられかたが不足であるしH市の木村一家の地方インテリゲンチアとしての推移についての描写も不足している。「囚われた大地」の最後の頁を読み終ったとき、私は覚えずこれはなんと農村インテリゲンチアの小説であろうか、と思った。そして、作者自身からいつか聞いた身の上話の断片――田舎の中学生であったころからの芸術愛好家であり、ダダイズムの油絵を描き、上京後は新聞社に入って政治記者もやったという作者の生きてきた道を、おのずから思い浮かべたのであった。
丁度これを書きはじめていた時、私のところへナウカ社ニュースが送られて来た。それに、「囚われた大地」に関する作者平田氏の文章がのっていたのであるが、私はなぜかその文章と前後して会った同氏の話の調子とから、一貫して心にのこるある種の印象をうけた。ナウカ社ニュースの文章では作者自身すでに「囚われた大地」が農民の書いた小説でないことはもちろん、農村を描いたものでもなく、農村インテリゲンチア、いわば木村のもので、性格を描くことを目ざした作品であるという意見を表明していられるのである。