일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅんかん

俊寛

菊池 寛

菊池 寛의 俊寛(しゅんかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,455자 · 35화면

아오조라 문고

有王は、そう叫びながら、さめざめと泣き伏した。が、最初邂逅の涙は一緒に流したが、しかしその次の詠嘆には、俊寛は一致しなかった。俊寛は逞しい腕を組みながら、泣き沈む有王の姿を不思議そうに見ていた。

彼は、有王が泣き止むのを待って、有王の右の手を掴んで、妻を麾くと、有王をぐんぐん引張りながら、自分の小屋へ連れて帰った。有王は、その小屋で、主に生き写しの二人の男の子と三人の女の子を見た。俊寛は、長男の頭を擦りながら、これが徳寿丸であるといって、有王に引き合せた。その顔には、父らしい嬉しさが、隠し切れない微笑となって浮んだ。

が、有王はすべてをあさましいと考えた。村上天皇の第七子具平親王六世皇孫である俊寛が、南蛮の女と契るなどは、何事であろうと考えた。彼は、主が流人になったため、心までが畜生道に陥ちたのではないかと嘆き悲しんだ。

彼は、その夜、夜を徹して俊寛に帰洛を勧めた。平家に対する謀反の第一番であるだけに、鎌倉にある右府どのが、僧都の御身の上を決して疎かには思うまいといった。

俊寛は、平家一門が、滅んだときいたときには、さすがに会心の微笑をもらし、妻の松の前や鶴の前が身まかったということをきいたときには、涙を流したが、帰洛の勧めには、最初から首を横に振った。