일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いだいなるゆめ

偉大なる夢

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 偉大なる夢(いだいなるゆめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 117,988자 · 234화면

아오조라 문고

「北川先生を呼んで下さい。誰か医務室へ走って下さい」

新一の声に応じて、一人の守衛と京子とが医務室の方向に走り去ったが、ほどもなく北川医師が駈けつけて来た。

医師は死体の側に跪き、先ず目と口を調べた後、人々に手伝わせて死体の上衣を脱がせ、胸、背、腕などを順次検診して行った。

「オヤッ、これは何だ」

医師は独言のように呟いて、死体の左の二の腕の青ざめた肉をつまみ上げた。そこにポッツリ赤い斑点があった。一滴の血がにじみ出していたのである。医師はハンカチで、丁寧にその血を拭き取って、しばらくそこの皮膚を凝視していたが、ふたたび独言のように呟いた。

「注射針の痕だ」

新一青年はそれを聞くと、何か思い当ることがあるらしく、懐中電燈を点じて、待避壕の中へ入って行ったが、暫くすると、土にまみれた小さな注射器を右手につまんで引返して来た。

「これが落ちていました。まだ中に薬が残っています。お調べになれば、どういう毒薬か、じきお分りになるでしょう」そう云って、注射器を北川医師に手渡すのであった。

それから曲者の死体は医務室に運び込まれ、望月少佐は電話をもって名古屋憲兵隊と長野県警察部とにこのことを報じた。