일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いだいなるゆめ

偉大なる夢

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 偉大なる夢(いだいなるゆめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 117,988자 · 234화면

아오조라 문고

新一は勝手口から屋内に飛び込むと、階下の食堂に走って、ドアを開いた。

「みなさん、今怪しい奴が暖炉の煙突から設計室へ忍び込んだらしいのです。設計室には誰もいなかったのでしょう」

「誰もいない。二十分ほど前から空っぽだ。だが見張りがいる。山下君がいつもの部屋から、見張っている筈だ」五十嵐老博士が叫ぶように答えて、もう立ち上っていた。山下というのは今一人の憲兵下士官である。

「ところが、曲者は廊下を通らなかったのです。煙突から忍び込んだのです」

「馬鹿なッ、設計室の暖炉はちゃんと板で塞いである。忍び込める筈はない」

「とも角、行って調べて見ましょう」

新一はそのまま裏階段を駈け上った。食堂の人々も捨てておくわけには行かず、五十嵐博士を先頭に、それにつづいた。階段を登った所に山下憲兵の小部屋がある。その部屋の扉を開けば、設計室前の廊下を一目で見渡すことができる。扉はいつも開いたままである。

「山下君、われわれが食事に降りてから、この廊下を通ったものはありませんか」

南工学博士が部屋を覗きこんで訊ねた。京子の兄さんである。

「誰も通りません。自分は絶えず見張っておったですから、間違いありません」