일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きょうだい

兄妹

岡本 かの子

岡本 かの子의 兄妹(きょうだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,011자 · 4화면

아오조라 문고

今、突然僕か君が此処で倒れたっきりで死んでしまうとするね。その時、あの森の樹の枝の一つだって死んだ僕達のために感動するだろうか。恐らくそのために、あの樹の枝の若葉の一つだって風に微動する程にも感動しないだろう。(自然が人間に対する無関心はツルゲニエフの猟人日記中、森で樵夫が倒れ、大木の下積みになりその大木が樵夫を殺す作を見てから兄が一層痛感しているのであった。)

だが、妹はまだ稚かった。兄の語る言葉の内容を兄と同程度に懐疑し悲哀に感じつくすにしてはまだあまり稚い乙女であった。愛する兄の悲哀や懐疑になやむ姿がただただいたましく悲しかった。兄妹の行き着くべき大家族の家の近くに武蔵野を一劃する大河が流れていた。日は落ち果てて対岸の燈が薄暮の甘い哀愁を含んでまばらにまたたいている。

――君。ちょっと休んで行こうよ。

兄は道路からすこし入った疎林の樹の根に腰かけて今一つの樹の切り株を妹に指し示した。妹は素直にハンカチを敷いて坐った。兄は袂から真白なものを一本取り出し指先でしゃりしゃり一端を揉み始めた。

――あら、兄様、タバコ吸い始めたの。

――ああ。

兄は、まだ稚気の抜け切らぬ愛らしく淋しい青年の顔を妹の方へ向けて笑った。